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BOOCSとは

肥満や生活習慣病はなぜ起こるか

BOOCS発症仮説

肥満はなぜ起こるか−それを簡単にフローチャートで示せば上図のようになります。 すなわち、ストレス過剰状態が長く続くと脳の機能が低下して、情報処理、情報伝達が十分にはできなくなります。 この状態をBOOCS理論では「脳疲労」と呼ぶことにしています。

「脳疲労」が起こると五感(味覚・聴覚・視覚・嗅覚・触覚)が異常(鈍感)になります。五感というモノサシが狂えば、 それを基準に している行動がおかしくなるのは当然です。

例えば、味覚が鈍感になれば、たくさんの量を食べたり、変な食べ物を好むようになります。一方、五感異常が生じると動くことがおっくうになってきます。

つまり、本人は普通のつもりが客観的 には過食し、体を動かさないようになります。その結果、エネルギーが体に脂肪として蓄積される−すなわち肥満になるのです。

従来の考え方とBOOCS発症仮説

生活習慣病・肥満はなぜ起こるか。その考え方を簡単にいえば、摂取エネルギーの増大と消費エネルギーの減少です。 しかし、どうして個人がそのような行動をするかがもっとも重要な問題なのです。 BOOCSはそこをどう考えるか、BOOCS発症仮説(「脳疲労」仮説)を述べてみたいと思います。

ヒトはなぜ太るのか? 多くの人にとってこの質問はとてもやさしいもので、 その解答は「食べ過ぎるから」、「甘いものや脂っこいものが好きでたくさんとるから」あるいは「運動をしないから」ということになるでしょう。 つまり、たくさんのエネルギーをとって、しかもエネルギー消費が少ないと過剰エネルギーがからだの中に脂肪として蓄積される、すなわち太るというわけです。 これは現代医学、栄養学の考え方と一致するもので、まさに正解です。

しかし、これで本当に「生活習慣病・肥満はなぜ起こるか」ということを説明し尽しているのでしょうか。 いい方をかえれば、これらの原因をとり除けば十分に肥満は解消されるのでしょうか?

結論をいえば、このような考え方は、生活習慣病・肥満の理解が部分的で、生活習慣病・肥満の全体像をとらえていません。 実はこのことが、従来の食事療法(カロリー制限療法)や運動療法が長期的にはうまくいっていないことにつながるのです。

なぜかといえば、「食べ過ぎるから太る」「運動しないから太る」というのは確かにその通りで間違いないことですが、 それではなぜ生活習慣病・肥満の人は食べ過ぎるのでしょうか?またなぜ運動しないのでしょうか?

この問いに対して恐らく、「食べ物がたくさん身近にあり、食べる機会が多いから」「運動する時間がないから」と答えられるかもしれません。 なるほどそのような理由も確かにないわけではないのですが、しかし、実際に肥満者によく聞いてみると、圧倒的に多いのは「それほど食べたくもないのに、 手が出てしまう」、「やたらと食べたくなり、食べないとイライラする」、「食べると不安がとれる」、「運動する時間があっても、億劫でしたくない」、 「運動をするときつい」などです。つまり、自分の意志ではない別の何かにつき動かされ、「食べる」「運動しない」ということが起こっているのです。

ストレス過剰こそ生活習慣病・肥満の推進役

このような状態では、「食べるな」「運動しろ」という形の肥満治療がきわめて困難であることは容易に理解されると思いますが、 さらに理解を深めるために、考え方(ヒトはなぜ太るか)を図式化して、それをもとに説明することにしましょう。

図に示すように「ストレス過剰」が生活習慣病・肥満の最大の原因であると考えます。 ストレス(正確にはストレッサーと呼ぶべきですが)とは、その人をとりまく環境やあるいは状況といっていいのですが、 その人に負の働きをするストレスは、多くの場合人間関係(夫婦、親子、兄弟、友人、上司・部下、同僚、教師・生徒などの人間関係)や仕事の内容や量、 慢性の病気あるいは暑さ、寒さなどです。この「ストレス過剰」は別の表現をすれば「情報過多」ということができます。 いずれにしろ、それを受けとめ処理するのは「脳」です。その「脳」は適正なストレス量(情報量)であれば容易に適切に処理できるのですが、 それが過剰になればちょうど手足の筋肉を繰り返し、頻繁に動かし続けると、疲れて動かなくなるように、「脳」もその働きが悪くなります。 このような「脳疲労」になると、「五感異常」が起こってきます。

五感異常が「異常(食)行動」を生む

五感とは味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、聴覚(聴く)、視覚(視る)、触覚(触れる)のことですが、 生活習慣病・肥満者は味覚テストで味覚が鈍くなっていることを確かめています。つまり、生活習慣病・肥満者は正常者と比較して、 同じぐらい甘い物や塩辛い物を食べてもそれほど甘いとも、塩辛いとも感じないのです。また、同じ量を食べても満腹感が少なく、 一方では、平常は欲しくない甘い物が無性に食べたくなったり、脂っこい物が欲しくなります。このような感覚異常が起こると、 本人は大まじめで普通に食べているつもりでも、正常者と比較すると、量はたくさん、質は太りやすいものをとっていることになるのです。 つまり生活習慣病・肥満者の「食行動」を客観的に見れば、きわめておかしく、高カロリーのものを必要以上にとることになります。

そして、食べたいから食べるのではなく、何かにつき動かされるように食べてしまう食行動異常を伴えば、 エネルギーの摂取と消費のバランスが壊れて容易に太ることになるのです。 さらに、前述のように運動する意欲が低下するので、ますますエネルギー過多になり生活習慣病・肥満が助長されることになります。