身体が風邪をひくのと同じように、心も風邪をひきます。 最近の社会情勢の変化の中で、我々は様々なストレスにさらされています。
複雑な人間関係、仕事量の多さ、情報過多などのストレスを受け、心身症、神経症、うつ病などになり苦しまれている患者さんは非常に増えています。
疲れやすく、身体がだるい。
寝付が悪く、途中で目が覚める。
イライラしたり、急に不安になる。
気持が落ち込んでやる気がしない。
仕事や家事がこなせなくなった。
一度食べ始めたら、止まらない。
胸がドキドキしたり、息苦しくなることがある。
頭痛、耳鳴り、めまい感などがある。
胃が痛くなったり、下痢をしやすい。
そのような心配事がある時に、一人で悩まずアドバイスを得る手段として、また、問題がもっと深刻にならないように、気軽に相談できるのが心療内科です。
心療内科に相談されるのに、時期が早すぎる、症状が軽すぎるといったことは全くありません。 あなたが「つらい」と感じた時こそが、一番のかかり時なのです。
どうぞ一人でがんばりすぎず、ぜひ早めにいらしてみて下さい。
まずは自分自身を見つめて、ストレスがあること、そのために自分が疲れていること(脳疲労)を自覚することが大切です。ストレスによる脳疲労があることに気づくことができたら、ストレスへの具体的な対処法、すなわち休養やリラックス、内服治療などにより脳疲労を解消することで、活力を取り戻すことができます。病気になる前にストレスへの対処を早めに行いましょう。